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Nマガジン

Nのつぶやき~ご高齢の方への話しの伝え方を考えてみました~

2020.08.08

一生懸命に相手の方へお伝えしようと話しをして、相手の方のご反応を見たところ、上手く伝わったと思えることがあります。

こうしたと時には、実際にちゃんと伝わっていることも多いのですが、「あれ、伝わってなかったんだ」と思うことも時々あります。

先日は、税理士さんとタッグを組んで行っている相続対策のご相談者のお母様にお話しをしてきました。

事前にご相談者からお母様に面談の趣旨をお伝えいただいており、相続対策を私共へお任せいただく旨もお伝えいただいていたお陰で、お母様との面談はとてもスムーズに進み、笑いを沢山交えながらのものとなりました。結果、お母様からも快いお返事をいただくことができました。

「うん、いい面談になった!」と勝手に喜んでいましたところ、後日ご相談者から以下の内容のメールが届きました。

・母上様はまだ数年は生きるつもりなので、今相続の話しをされても困る

・母上様は一度あの人たちにお世話になったら、今後ずっとお願いし続けなければならないのかを懸念している

・旦那様と息子さんの相続の際にお世話になっている税理士さんがいる。今回税理士さんを変えて人道的に問題ないのか

といった趣旨のメールです。

ご相談者は既に私たちへ依頼していただくことを決めていらっしゃっていたのですが、母上様には実は通じていなかったことを思い知りました。面談中の雰囲気からは想像できない内容のメールでしたので少々面喰いましたが、私たちの説明を再度思い起こしながら、なぜ伝わっていなかったのか、なぜ信用を得ることができていなかったのかを検証して返信をしました。

その結果は相続対策の仕事をご依頼いただくことができて、一安心したものです。

今回は、ご面談・その日にいただいたお返事と後日にいただいたメールの内容に自分の中でギャップがかなりありましたので、びっくりしたわけですが、ものすごくいい経験をすることができ勉強になりました。

実は最近、自分の母親との会話でこんなこともありました。

共通して行うイベントの日程確認をしたのですが、確認できていなかったといった具合のことですが、人間年齢を重ねていくとどんなに健壮な方でも若いころのように脳が働かなくなるものだと思います。(母親も元気です)

ご高齢の方とお話しをして何かを決めていく際には、こちらの言ったことと相手の言ったことをメモして、そのメモをお互いが所持するようにしていこうと決めました。

今回、大事なことを教えてくれたご相談者と母上様に感謝です!

 

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