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Nマガジン

Nのつぶやき②~台湾の新型コロナ対策を学ぶ~

2020.04.18

本日の日本経済新聞朝刊に台湾の新型コロナ対策に関することが以下の見出しの記事で出ていました。

 

「台湾SARS教訓に迅速・周到に先手」

 

この記事に台湾では感染者がゼロの日もあると書いてあります。日本の状況を考えると驚きです。また台湾では、無観客ではありますがプロ野球も開幕しているそうです。

うらやましいですね。

なぜ台湾がこの現状を生み出せたのかもこの記事に書かれています。

台湾政府は入手できる情報が希薄な中、今までの経験の上から独自の仮説を立て、最悪のリスクを考え、迅速に行動を開始したということです。

そして陣頭指揮がしっかりと取れていたということも言えるでしょう。

短い記事ですが、我々が学べる要素がふんだんに含まれていると思い、つぶやいてみました。

 

我々のところには日々洪水のように情報が流れてきます。

SNSが発達したことにより、誰でも情報を発信できる世の中になりました。

真偽のほどが定かでない情報も含めてです。

この発信された情報を文字や映像で見ているだけで、自分が物知りになったような気がしてしまいます。

そして真実ではない情報を信じてパニック状態も生じました。

以前、無料で入ってくる情報は広告だと思いなさい、真の情報は高いものです、と教えてもらったこともありました。

文字や映像からは何を発信したいのかを読み取る力を身に着ける必要があります。また、できればリアルな情報を自ら取りに行く必要性もあるかもしれません。実際に見に行ってみたりと。

 

台湾はSARSの経験を活かして、新型コロナを封じ込めています。

我が国は次の感染症や大地震が来た時など、今までの経験を生かした情報処理をし事態を対処していくことができるのでしょうか?

そうなって欲しいと切に願って止みません。

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